2023年06月05日
「健康診断で引っかかったことがないから 血糖値なんて関係ない」と思っていませんか?
見た目は太っていなくても実は血糖値が高い“隠れ高血糖”という人が増えています。
とくに運動不足の若い世代に増えている隠れ高血糖は、やがて糖尿病へと悪化することも!
「自分は大丈夫」と思いつつ、数年後に大きな後悔をすることになったある女性の実話から、
高血糖の実態について3回にわたり連載します。
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若いから、太っていないから大丈夫…
かつてのその甘い考えがヤバかった!
実録「私の高血糖物語」
第1話〜お薬飲めば大丈夫?編〜
「食事も自分なりに気をつけていたのよ」
お薬はさぼりがちでしたが、自分なりに改善しようという努力は続けていました。
例えば食事。
「野菜多め」
「鶏のささみや海藻類を意識して食べる」
「牛乳やヨーグルトは豆乳に」
「揚げ物禁止!」。
また飲み物はLDLコレステロールが下がると言われているものを、ドレッシングもノンオイルを選んでいました。
コンビニやスーパーで買い物するときも、それなりに気をつけて選んでいました…が、長続きしませんでした。
気がつけばおやつをポリポリ。大好きな間食を止めることができなかったんです。
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「でも、お薬を飲めばいいんでしょ?」
「血糖値が高いと言われても痛くもかゆくもない。脂質異常と言われても、言うほど自分が太っているとも感じない」「薬を飲めば数値も下がるんでしょ?」
当時の私はそう思っていました。
もちろん、“食事の改善・適度な運動”が必要なことは重々分かっていますが、薬を飲んでいることに勝手な安心感を持っていたんです。
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「私のカラダ、危険なの?!」
薬を飲み忘れたり、間食が止められなかったりと、なかなか数値を下げることができなかった私に、ある日衝撃の出来事がおこりました。
それは定期的に通っていた、かかりつけ医が放った一言です。
「尾向さん、今の状態が続くようであれば、糖尿病の薬にしないといけませんね」
「え?私のカラダ、そんなに危険なの?!」
そのとき私は改めて、自分のカラダにおきている危機的状況を思い知らされたのです。
そしてその日をきっかけに、私は心を入れ替えて、きちんと薬を飲むようになりました。
「糖尿病は怖い!合併症は怖い!なんとかしなきゃ!」
…今から6年ほど前のことでした。
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次回は「論子はなぜ糖尿病を恐れたのか」その理由が明らかに。
さらに、自分で血糖値をコントロールするために論子が起こした行動とは…
ぜひ、お楽しみに!
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健康診断での血糖値は正常なのに、じつは高血糖…さらには“糖尿病予備軍”という方もいます。
自覚症状が出にくい糖尿病は、なってしまってからでは遅いです!
まずは自分が“隠れ高血糖”かどうかチェックしてみましょう。
「隠れ高血糖」と同じように「隠れ糖尿病」も問題視されています。
健康診断の数値では見えてこない「隠れ糖尿病」について、オムロンヘルスケアにて詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
食後高血糖と隠れ糖尿病 (←クリックするとリンク先が開きます)
オムロン健保では男性の健康情報として「糖尿病」について詳しく紹介しています。
こちらもぜひご覧ください。
男性の健康シリーズ10「糖尿病」 (←クリックするとリンク先が開きます)
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